Taki Kensetsu

『木のぬくもりと素材へのこだわりによる家づくり』 瀧建設の日記

『築100年の家』③

『築100年の家』①と②とお客様との計画からリノベーション工事のブログ読んでいただいて、たいへんありがとうございました。

いよいよ今回は生まれ変わった住宅の紹介を始めさせていただきます。

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玄関ポーチ エントランス

玄関扉は質感を高めるため既製ドアではなく、お客様とデザインを練り上げ製作した木の引戸。

モダンな雰囲気にまとまり、素朴なモルタルの土間と左官仕上の真っ白な壁のアクセントとなる。

昔のままの軒下が化学反応を起こし、新しい魅力が生まれる。

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玄関ホール 廊下

玄関引戸を開けるとモルタルの土間の向こうに無垢の桧の床板と杉の天井の廊下につながる。

正面の廊下は昔の校舎の図書室を思い浮かばせる格子窓に目がいく。(上の写真左)

廊下は2つ、表のお客様を招く廊下と、裏の書棚や趣味の品々を飾ったり収納の目的を兼ねた廊下が格子窓のある間仕切壁で並び合う。(上の写真右)

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リビング

廊下を抜けリビングの扉は開けると天井を見上げたくなる広間が広がる。

白い塗り壁の壁の間を迫力ある太鼓梁が重なり合う。

天井に近い太鼓梁の向こうには今までには味わう事が出来なかったあたたかい陽射を与える4つの四角の窓が並び合う。

窓の向こうには隣の神社の御神木などが立ち並ぶ杉林の眺めがうかがえる。

(上の写真)

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改修前までの間取は「田」の字をそのまま間取にした間取。もちろん北面は陽当なし湿気が多くカビが発生していた状況が、プラン的にも大きなLDKより各部に明りや風を送り込む意味でも十分な改善をすることができた。

 

次回『築100年の家』④では引き続き、完成した住宅の紹介をさせていただきます。

 

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『築100年の家』① - Taki Kensetsu

『築100年の家』② - Taki Kensetsu

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