Taki Kensetsu

『木のぬくもりと素材へのこだわりによる家づくり』 瀧建設の日記

『築100年の家』②

「築100年の家、波乱万丈な現場工事でした!」

お施主さまの計画の了解をいただき、いよいよ工事スタート!

新築とは違い、毎日毎日、図面通りに行かない現場判断の連続でした。

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リノベーションのための初めの作業、間取、窓、床下をあらたに

作るための解体作業。湿気の原因の大元は、床下へ侵入した雨水が

室内への湿気につながったと判断できました。

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『解体が完了すると想定の通り、立派な太鼓梁の小屋組が現れました!』

この梁組の眺めだけでも、建て替えではなく、リノベーションの価値があります。

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工事の流れとしまして

・湿気対策の床下の土間コンクリート工事、一部基礎工事

・間取上、必要な増築工事

・外壁の構造用合板による構造補強工事

「大変だったことは、全てにおいて、

まっすぐでない事(T_T)・・

平らでない事(T_T)・・

その中でまっすぐで平らを作ることは、とても大工たいへんです(T_T)

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・冬寒かった今までの家に対しペアガラスや断熱工事により断熱性能UP

・窓のレイアウトに気を使い採光風通を改善し、さらにインテリアの景観にも

心地良い雰囲気を作り上げました。

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リノベーションには木部だけでなく、

ユニットバスでない作り付けの浴室、塗り壁、タイルなどと新建材ではなく

素朴さと、職人が手掛けた素材感ある仕上げとしました。

今回のリノベーションは単なる模様替えや設備入れ替えではなく、既存の建物の良さを見つけ、その要素をさらに活かしながら、まったく新しいものを作り上げるとても興味あふれる工事でした。

 

次回のブログはいよいよ完成した内容をご報告いたします。

 

関連記事 『築100年の家』①

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