Taki Kensetsu

『木のぬくもりと素材へのこだわりによる家づくり』 瀧建設の日記

【リノベーション施工事例】太鼓梁が100年守った家Part.1

こんにちは。静岡県中部を中心に家づくりをおこなっている、瀧建設です。 

 

今回から3回にわたりお送りするのは、100年の歴史を持つ古民家のリノベーションストーリー。 

当時生まれたばかりの赤ちゃんのいる若いご夫婦が、代々受け継がれてきた家に住むことになり、瀧建設にご相談いただきました。 

住んでいる家の悩みは、大きく3つ。 

・陽当たりが悪い 

・風通しが悪い 

・湿気が多くカビが発生しやすい 

 

ハウスメーカーからは新築や建て替えを進められたそうですが、お話を聞いていると、ご夫婦お二人が今の家の「大黒柱」や「梁」に強い思い入れがあることがわかりました。 

また、現地調査の際も、この家の持つ希望や可能性をひしひしと感じた、という社長。 

 

職人気質の社長のクラフト心に火がついてしまったのかもしれません(笑) 

 

いつものように、ラフスケッチとともにお打ち合わせスタート。 

 

 

陽当たりが悪い原因だった「田んぼの田の字」のような間取りから、採光性の高い間取りへ変更。 

 

小屋裏を吹き抜けにすることで、最高はもちろん風通りの良さをアップ。 

開放感とともに、太鼓梁と呼ばれる、側面をそぎ落としただけの丸太の梁の存在感を最大限に活かしました。 

 

リノベーションは既存のイメージが強く、なかなか新しくなった時のイメージが付きにくいのですが、 

 

こうしてスケッチでご説明することでわかりやすくなり、お施主さまの表情も豊かに。 

家づくりを心から楽しんでいただけているのがわかり、とてもうれしく思います。 

 

さて次回は、工事中の様子をご紹介します。 

ぜひお楽しみに! 

 

以上、木と光と風の家、瀧一級建築士事務所でした。 

 

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